Premiere Proユーザーの皆さん、GoPro CineFormコーデックを使ってますか?
「使っていない」という方で、現在の編集環境のパフォーマンスに不満のある方は、是非今すぐに試して頂きたい。AVCHDファイルの素材をそのまま読み込んだ場合などに比べ、ファイルサイズはある程度大きくなるものの、まるでパソコンやグラフィックカードを買い替えたように、再生負荷が劇的に軽くなるのを体感できるはずだ。
同じような低負荷のコーデックには、FinalCutで標準として使われているAppleのProResコーデックがあるが、基本的にWindowsではエンコードが行えない。私は普段「Windowsのワークステーション+MacBook Pro」という構成でPremiere Proを使っているが(この組み合わせの方は結構多いのでは?)、そうしたプラットフォーム混在の環境では特に心の底から便利さを実感できる。
Premiere ProにおけるGoPro CineFormコーデックの使用法は、これらのコンテンツに詳しい記載がある。
Adobe Premiere Pro ヘルプ / GoPro CineForm コーデックのサポート
さて、そんな便利なGoPro CineFormだが、現状では再生できるプレイヤーが少ないという弱点がある。CineFormを使っていて、Premiere Proを立ち上げずにちょこっと内容を確認いたい時に難儀している方も多いのではないだろうか。
そこでおススメしたいのが、定番の動画再生ソフト「VLCメディアプレイヤー」でCineFormを再生できるようにするプラグイン、その名も「CineForm VLC Plugin」だ(本当にそのままの名前(笑))。
サイトには、Windows(32bit or 64bit)とMacそれぞれのインストーラが用意されているので、自分の環境に合ったものをダウンロードする。
あとはインストーラを実行するだけで、難なく設定することが可能だ(事前にVLCの最新版をインストールしておこう)。
VLC上での再生は、同じパソコン上でもPremiere Proに比べて多少重い動きとなるが、すぐにプレビューできるのは大変ありがたい。
メディア情報の表示でも、コーデック(CFHD)がしっかり認識されている
いずれノーマルのVLCでも再生可能となることを期待しつつ、不便を感じているPremiereユーザーの方は是非お試し頂きたい。